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ダライ・ラマ法王東京講演1

今日は、ダライ・ラマ法王の講演会に行ってきた。

法王はすでに1週間ほど前に来日されており、広島にいらした、とのこと。ご自分以外にノーベル平和賞を受賞された方2名と一緒に、広島で’平和’について語りたい、と希望され、それが今回実現されたそうです。詳細は、こちらで紹介されています。
3名とも、「広島はあれだけのことをされながら、相手を許し、これだけ復興してきた素晴らしい都市」と、繰り返しおっしゃっていたそうです。

というような話が、司会者の女優木内みどりさんから紹介される中、法王が登場されました。一同総立ちで、大拍手の元、法王を迎えます。

今日の講演のテーマは「やさしい心-健康と幸福の鍵」です。
チベット語で講演されることが多かった法王ですが、今日は英語での講演が始まりました。会場にEnglishSpeakerが多いことを考慮して、決められたようです。もちろん、多くの日本人のため、通訳付きです。

まず、法王からこんなお話がありました。
「今日は、宗教家でも、何でもなく、皆さんと同じように感情を持つ1人の人間として話をします。」と。話の内容をかいつまんで紹介すると、こんな感じです。

古代、人間はもっと精神性を求めてきた。今は、より科学的発展に重点が置かれ、物質的発展のみに人間の関心が集まり、人間性の発展が後に置かれた。確かに人は物質的に豊かになった。なのに、人間の心は幸せではなかった。それはなぜか?
そういうところから、今また精神性が認められてきた。心・感情はどんなものか?これがなければ、いくら物理的発展を果たしてもロボットのようになってしまい、心に平和がない。

今、ますます忙しくなり、目は外をどんどん向いていく。親は子と過ごす時間が少ない。他人を目にかけてあげる必要など感じない。自分の中のことだけを自分で何とかする。これでは十分ではない。自分の内にもっと目を向けて、自分の社会に周囲を払うべき時代だ。

では、内なる価値観はどうやったら育てられるか?一般的な倫理観・世俗的倫理観に基づいてお話をする。まずは、’1人1人に尊敬を持っていくこと’’他に対する思いやりと優しさ’が大事だ。その倫理は、知性によって、はぐくんでいくことができる。知性によって分析し、’必要’と思うことができる。

人間は、愛や慈悲の心に依存している。新生児は母の愛に依存し、それによって安定感・幸福感を得られる。母の愛は誰かに指図されて出てくるものではない。心から湧き上がる自然な愛が源。

深い愛に育まれた人は、深い愛を持った子供になる。より多くの愛を受けて育った子は、他人に優しくなれる。人間はじめ、哺乳類は他の愛やケアのよって生きる。蝶や亀のように子育てをしない生き物もいる。こういうことが認識できたら、私達人間にとって一番大事なものが何かが理解できる。

また、人間は、社会生活を営む。相互依存が必要不可欠。他に対する愛や思いやりが互いを結び付けていく。怒りや恐れは、互いを排除しようとする。
地上に60億人の人間が生き延びるには、地球へのケアも必要。
愛と慈悲を自分の心に起こした時から、心が平和になり、いろんなものが自分にもたらされる。健康もよき友人関係も。自分に役立つ心となり、自分のよき心を高めていく!このことを教育と通して、子供達に伝えていく時である。

こんな感じでお話をされました。
他人を思いやる心を持ちなさい、それが自分の幸せにもつながる、ということですね。

この講演後、質疑応答コーナーの突入。
そのやり取りも興味深いものがありましたので、後日紹介します。

HealingRoomAZURE

http://homepage3.nifty.com/healingazure/index.html

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