「マザー・テレサ 愛の花束」
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マザー・テレサ 愛の花束 (PHP文庫) 著者:中井 俊已 |
「この本の特徴は、マザーが生前なさったこと、考えていらしたこと、マザーの生き方を、今日、日本で生きている私たちが、日常生活の中でどのように実行できるかを、平易に述べているところにあります。」
と、前書きにあります。
その通り、この本の中で紹介されているいくつかのマザーのエピソードに中に、「知らなかった!」というものはありませんでした。
でも、その知っているはずのエピソードを読む度、自分なりの新たな発見があるのです。
だから、マザーの本を見つけると、ついつい手にしてしまいます。
彼女のエピソードを読むと、
「意図と結果は一緒」
という、スクールでの教えを実感します。
マザーが意図したことは、必ず現実となります。必ず、彼女の祈り通りの結果がもたらされます。時に、「奇跡???」というようなイベントも起こるのですが、マザーにとっては奇跡でも何でもなく、「そう信じただけ」ということなんでしょう。
私たちが意図することに結果がついてこない時、あるいは、全く異なった結果をもらたされた時、私たちは自分の意図が「クリアであるか」そして、そこに「葛藤がないか」を見直した方がよいのでしょうね。
それと、この本のテーマのひとつが、「身近な小さなことに誠実に、親切に」ということ。マザーの下でボランティアで働こうと、カルカッタまで行った日本の学生に、「わざわざカルカッタまで来なくても、あなたがたの周辺のカルカッタで働く人になってください。」とおっしゃった話は有名です。マザーは、’日本は物質的には豊かだろうけど、精神的に疲れ、愛に飢え、人間としての尊厳を失っている貧しい人がたくさんいます。そのような人々の孤独や愛に対する飢えに気づくように’と、おっしゃっているのです。
ボランティアではないのですが、私が心がけているのは、
’まず、家族に優しい自分でいること’
です。
自分の身近な人が幸せであれば、その幸せをどんどん広げていくことができる、そう信じているのです。
「私は他人には優しくできるけど、家族にはちょっと・・・・・」
という人、結構いるんですよね。その対象は、親だったり、兄弟だったり、姑だったり・・・・・・葛藤があると、そんな気持ちになるものです。
そんな葛藤は不要!と、手放そうとしている方には、お手伝いをさせていただいていますが。
「身近な小さなこと」
それが自分にとってどんなものなのか、意識的になってみるとおもしろいでしょう。そして、その小さなもにに親切にしてみたらどんな気持ちになるか、何か変化が起こるか、観察してみたら、更におもしろいかも。
前置き長すぎですが、マザー・テレサの本、お薦めです!
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